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アウトランダーPHEVは世界最高の車(個人的に)2日目

 7月にアウトランダーPHEVを発注したが、まだ来ない。半導体不足とのことだがなかなかもどかしい。予定では12月初旬から中旬。おそらく補助金の延長も決まって安心して納車してもらえると考えている。

 

 さて、この三菱 アウトランダーPHEVだが車に詳しくない人からすると、三菱の車に550万を支払う(補助金が55万あるとはいえ)なんて正気の沙汰ではないと感じられるだろう。もちろん高い。絶対的には高い。でも相対的には安いんだ、ということをつらつら書いていく。

 

 まずこの車の最大の魅力はPHEV。読み方はプラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ヴィーグル。つまり、プラグが刺さる=充電でき、エンジンを持った電気自動車???である。自分でも何を伝えたいかいまいちわからなくなってきたが、簡単に言うと、短距離時は電気自動車で、長距離時はハイブリッドカーになる、2台を1台にまとめたような車なのである。

 

 2台が1台になっている時点でもう550万は安い。安すぎる。具体的な用途としては 平日=通勤+買い物で60㎞=充電だけで賄う 休日=買い物+レジャー=200㎞=充電90㎞とガソリンで賄う といった使い方ができる。

 三菱自動車によると軽自動車ユーザのほとんどが1日60km未満で使用することが多いそうだ。私も平日は三菱自動車の指摘どおり60㎞以内、もしくは+αで済む。

 ポイントはその時の走行コストである。普通の車であれば街中を走るのに15km/L~20km/Lくらい出れば上出来だろう。ましてやアウトランダーのようにM~Lサイズの7人乗りSUVだとガソリンで10km/L程度になってしまう。そうなると1㎞あたりのコストは16円かかり、月に1000㎞走ると16000円かかることになる。

 その一方でアウトランダーの走行コストは驚異的だ。もし太陽光発電をおこなっており、それで賄えるのであれば0円だ。それはさすがに先行投資もありフェアでないので、深夜電力を使うとすると1㎞のコストは3円程度になる。月に3000円で1か月13000円、1年で15万6000円、10年で156万円の差になる。

 仮に車体が100万円高くとも10年乗らずしてその差はペイできてしまうし、走行距離が多ければ多いほどその差はどんどん開いてゆくことになる。このあたりはいずれ別記事でじっくりと検証するとしよう。

 

 さらなる魅力として、三菱の4WDは世界の誇るものがある。S-AWC(=Super All Wheel Control)という中二病バリバリのネーミングであるがその実力は折り紙付きだ。もともとランサーエボリューションに搭載されており、ラリー走行を含む完全全天候型の四駆システムとなる。その証拠に今回は走行モードが7つも搭載されており、オンロードのエコ走行からちょっとした沼地まで走れるようになっている。さらに悪路走破性だけでなく、オンロード走行時の回答性にも寄与しているので2トンの巨体がおもしろいほどくるくる回る。

まだまだ魅力は山ほどあるので次の記事でお会いしたい。