高くて美味いはアタリマエ!

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BMWから招待されてしまいました。i3商談編

こんにちはこたちまるです。

 

先日作成したi3の記事がたくさんのアクセスを頂戴しているようで嬉しい限りです。

 

cotacota.hatenablog.jp

 その後、BMWさんから直接お電話をいただき、「お話だけ」することになりました。

 

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エルベオート様のサイトより拝借

BMWディーラーの存在は知っていましたが伺うのは初めてでした。

まぁなんというかもう、

「金持ちオーラ」のすごいのなんのって

ついた瞬間に、お迎えの方が3名程来られて誘導してくださいました。

うちのミブオことi-MiEVは借りてきた猫状態で肩身が狭そうでした。

 思うに高級車を売るという事はこういう事なんだなぁと改めて思いました。

BMWのオーナーになると、こんな風に生活が色づくよ~」と消費者にイメージさせることに重きを置いた店づくりになっていました。

 

で、今回は本当にお話だけ。

正直なところ、高級車ディーラーに入ったのは今回でたった2回目(1回目はヤナセメルセデスベンツ)だったのですが、両方の特徴としてはいきなり金額の話はしません。(というか、私の場合は完全に見切られていた可能性が高いですが。)

 

今日着てきた服の話であったり、趣味の話、簡単に職業を探ってきたり・・・

 

セールスマンのデータベースが蓄積(役に立つデータはほとんどなかったと思うが)されたところで展示車にてくまなく説明をしてくださいました。

 

この車のポリシー

今回のiシリーズは、カテゴリ―的には”電気自動車”にはなるものの、その思想はそれだけにとどまらず、世界をリードする先進性を凝縮させた車である。

ということみたいです。

 

具体的には「ボディ形状をゼロベースで再設計することにより、効率的なキャビンを実現している。」とのことです。

搭乗者が広さ、狭さを判断する際には、「物理的な広さ」と「視覚的な広さ」で判断しています。そのため、i3ではその両方の広さを確保するための様々な工夫を施しています。

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まず物理駅な広さを演出しているものの一つ目は特徴的な観音扉です。小さいボディにとって、Bピラー(真ん中の柱)が取り払われることのメリットはとても大きく、後部座席へのアクセスも容易に行えます。

二つ目はシート形状です。i3のシートはとても薄く、軽量に設計されています。シートの厚みは豪華さや安心感を演出するのにはもってこいですが、小さい車に採用するにはスペースの問題やコストの問題が付きまとってしまいます。かといって単純に薄くするだけでは安全性、快適性、操作性に影響が出てしまいます。BMWは以前に業務提携をしたトヨタを通じ、トヨタ系シートサプライヤーと共同開発を行ったそうです。(たしかアイシン精機だったと記憶しています。)それにより、BMWが求める厳しい基準をクリアした薄く、快適で操作性に優れたシートを採用することができました。

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三つめはインパネ形状です。大変特徴できなのは、メーターがほとんど存在しない事です。速度などの情報はハンドル前方の大型スマホ程度のモニターで確認します。ナビゲーションや車両情報に関してはセンターに配置されたタブレット程度のモニターに映しだされます。また、i3の駆動系の大部分はリアに搭載されている事もあり、結果としてインパネと呼ぶべき部分の容量が大変少なく設計されています。

少し長くなりましたので、今回はこのあたりで。

次回は視覚的な広さの演出について掘り下げたいと思います。